日本ブラジルネットワークでは6月8日に 第1回 南米セミナーを開催致し
ます.
発表者は、日本ブラジルネットワーク代表、東京大学林政学研究室 福代孝良
テーマは「アマゾン熱帯雨林の現状と森林政策の課題」です.
ブラジルアマゾンの熱帯雨林保全は今, 2006年3月に発行された公有林管理法を
うけ歴史的な転換点に差し掛かりつつあります.こうした新しい状況の中で,ア
マゾンの熱帯雨林保全にとって今後,一体何が課題となっていくのか,福代孝良
の最新の現地調査結果も含めご報告いたします.ブラジル熱帯雨林のまさに「今」
の状況を知る又とない機会ですので,皆様是非お越しください.
1,セミナー開催要項
<日本ブラジルネットワーク 第1回 南米セミナー>
日 時:2006年6月8日(木)19:00~
講演者:福代孝良 (日本ブラジルネットワーク代表、東京大学林政学研究室)
テーマ:「アマゾン熱帯雨林の現状と森林政策の課題」
会 場:環境パートナーシップオフィス
(東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山B2F)
地下鉄表参道駅より徒歩5分・JR他渋谷駅より徒歩10分
http://www.geic.or.jp/geic/intro/access.html#epo
参加費:日本ブラジルネットワーク正会員および賛助会員 無料
一般 1000円
なお当日の会員申し込みも承っております
申込方法* :下記連絡先にお名前,ご連絡先等を明記の上,メールをお送りください
jbn_seminario@yahoo.co.jp
当日の飛び入りでの御参加も大歓迎です.
*日本ブラジルネットワーク南米セミナーにお申し込みをいただいた方の情報は、当ネ
ットワークからのセミナーや資料のご案内・ご送付以外に、ご本人のご承諾なく利用することはありません。
なおセミナー終了後に、簡単な懇親会を開きます。ご都合のつく方はどうぞご参加ください。
2,セミナー内容詳細について
アマゾン森林破壊は、2005年には減少しましたが、近年は過去最悪レベルで
破壊が進んでおりました。ブラジルでは1988年に環境権とアマゾンの保全を定め
た新憲法を制定し、様々な政策的努力が進められてきましたが、基本的には経済
が活発であると森林破壊が進む現状であり、保全にむけた努力が実っていないの
が現実です。その一方で、政策の発展は進んでおり、2000年国家自然保全地域シ
ステム法、2006年には公有林管理法と新しい枠組みが出来つつあります。特に今
年3月に発行された公有林管理法は広大な未開拓天然林公有地の制度化を進め、
地域住民への管理委託、利用業者へのコンセッション発行を進めていくというも
のであり、アマゾン森林政策において極めて重要な法律であります。日本ブラジ
ルネットワーク代表福代の現地調査の最新情報を下に、今後のアマゾンの未来に
向けた現状と課題について報告を行います。
3,日本ブラジルネットワークについて
日本ブラジルネットワークとは:
日本ブラジルネットワークは,日本とブラジルを中心に活動し,環境的に持続的
かつ社会的に公正な社会構築を目指すNGO団体です.1993年の設立以来,ブラ
ジル、ボリビア、エクアドルなど、おもに南米諸国を対象として、地域の小農民
や先住民団体、政府機関、自治体・大学研究機関などをカウンターパートとしな
がら、持続可能な発展に寄与する施設整備、施設利用改善、農村開発、環境教育
等々、多岐に渡る環境保全分野における技術移転を行ってまいりました.詳細は
ホームページをご覧ください
http://www.japanbrazil.net/
なお,日本ブラジルネットワークでは、現在会員を募集中です.
正会員と賛助会員の二種類がございます
会費:
正会員 年会費5千円
賛助会員 年会費 個人一口1000円 法人1万円
特典
正会員: セミナー等の無料参加,メーリングリスト等を通じた情報へのアクセス
総会における議決権
賛助会員:セミナー等の無料参加,メーリングリスト等を通じた情報へのアクセス (総会における議決権なし)
それでは,皆様のセミナーご参加お待ちしております.
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